AKB48の中心メンバーとして長く活躍し、卒業後もマルチな才能を発揮している柏木由紀さん。
テレビやステージ上では常に明るく、プロフェッショナルな姿を見せてくれますが、実はその裏には意外な一面や、努力に満ちた子供時代がありました。
今回は、柏木由紀さんの幼少期からAKB48加入までの軌跡をたどり、知られざる素顔に迫ります。
柏木由紀・子供の頃は合唱団にいた!

柏木由紀さんは1991年7月15日、鹿児島県鹿児島市に生まれました。
自然豊かで温暖な鹿児島の地で、のびのびと育った彼女は、小さい頃から人見知りが激しく、控えめな性格だったそうです。
今の堂々としたパフォーマンスからは想像がつかないかもしれませんが、幼いころは人前で話すのも苦手な、シャイな女の子だったようです。
小学校時代には、母親のすすめで地元の合唱団に入団し、歌にふれる機会を得たことが、芸能界を目指すきっかけになったといいます。
歌うことの楽しさを知った柏木さんは、次第に「もっと多くの人の前で歌いたい」と思うようになり、夢を追い始めました。
柏木由紀・憧れのモーニング娘に触発された日々

柏木さんがアイドルに興味を持つようになったのは、小学生のときにモーニング娘のライブを観て感動したことがきっかけでした。
また、音楽番組やバラエティ番組を見るのが大好きで、芸能界の華やかさに惹かれていった柏木さんは、次第に「自分もテレビに出たい」という強い願望を抱くようになります。
そして、お母さんと一緒にアイドルごっこをしていたと言います。
こどもの日ということで🎏
— 柏木由紀 (@Yukiriiiin__K) May 5, 2021
アイドルの生写真ごっこに、
母親を付き合わせていた小学6年生の何とも
言えない柏木由紀を置いておきますね〜💁🏻♀️ pic.twitter.com/WQPwKttDvh
しかし、地元鹿児島ではオーディションの情報も少なく、芸能界を目指すには大きな壁がありました。
柏木由紀の両親の理解とサポート!

そんな中で、柏木さんの芸能界への道を支えたのが、両親の理解とサポートでした。
特に母親は、彼女の夢を応援し、地元のオーディションに応募したり、ボイストレーニングに通わせたりと、積極的に支援してくれたといいます。
そして中学3年生のとき、ついに転機が訪れます。
2006年、AKB48の第3期生オーディションの情報を知った柏木さんは、上京して挑戦を決意します。
柏木由紀さんにとって、このAKB48第3期生オーディションは3回目のアイドルオーディションの挑戦でした。
柏木さんは2006年12月にオーディションに合格し、AKB48の3期生として加入。
出典:朝日新聞
これが、彼女の人生を大きく変える出来事となりました。
AKB48加入までの道のりと苦労

AKB48のオーディションでは、当時まだ15歳だった柏木さんは、その透明感と歌唱力、そして控えめながらも芯のある雰囲気で注目され、見事合格したのです。
そして、2007年には正式にAKB48のメンバーとしてデビューを果たします。
しかし、加入当初は思うように前に出られず、人気も伸び悩みました。
周囲のセンターに立つメンバーに比べて、柏木由紀さんは目立たず、悔しさや焦りを感じることもあったそうです。
「テレビを観て柏木由紀に憧れる人は100%いない」意外にも本人はあっけらかんと言い切る。世間の注目を浴びるのは、いつだってセンターに立つメンバー。
出典:情熱大陸
それでも、地道な努力と着実な成長を続けた柏木さんは、徐々にファンの支持を集め、選抜メンバーとして定着するようになりました。
まとめ
柏木由紀さんの子供時代は、決して派手ではなく、ごく普通の家庭で育った素直な少女でした。
しかし、その中に秘めた強い意志と、支えてくれる家族の存在、そして自分の「好き」を信じて突き進んだ行動力が、彼女を現在の場所へと導きました。
AKB48での活動を通じて「アイドルとは何か」を体現し続けてきた柏木由紀さん。
彼女の成功の裏には、鹿児島での静かな日々と、それを支えた家族の愛、そして自分の夢に真摯に向き合った子供時代があったことを、忘れてはなりません。
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