1980年代を代表するアイドルの一人、小泉今日子さん。愛称「キョンキョン」として知られ、明るく飾らないキャラクターで老若男女に愛され続けています。
今回は、そんな小泉今日子さんの若い頃にスポットを当て、デビューの秘話や数々の名曲、そして時代を彩った魅力について徹底的にご紹介します!
小泉今日子のデビュー・オーディション番組!

小泉今日子さんが芸能界入りを果たしたのは、1981年の「スター誕生!」での合格がきっかけです。
当時高校1年生だった彼女は、キュートなルックスと素直な歌声で審査員の目に留まり、見事合格しました。
高校1年生だった小泉さんは日本テレビ系のオーディション番組『スター誕生!』に応募、見事合格を果たすことになる
出典:kdomoe
その後、1982年3月にシングル「私の16才」で歌手デビューを果たします。
デビュー当初は、“可愛いだけのアイドル”というイメージを持たれがちでしたが、徐々に個性的なファッションや振る舞いで、同世代の女性たちからの強い支持を集めるようになります。
特に1985年頃からの小泉さんは、メイクやヘアスタイルを自己プロデュースするなど“セルフブランディング”の先駆けとも言える存在になったのです。
小泉今日子の若い頃・ヒット曲と名曲を連発!

小泉今日子さんの魅力はビジュアルだけでなく、その歌声と楽曲の世界観にもあります。
ここでは、彼女の代表的な名曲をいくつかご紹介します。
「なんてったってアイドル」(1985年)
作詞・秋元康、作曲・筒美京平によるこの曲は、“アイドルであること”を逆手に取った斬新な歌詞が話題になりました。
小泉さんのキャラクターと見事にマッチし、アイドルソングの金字塔となったのです。
「木枯しに抱かれて」(1986年)
作詞・作曲は中島みゆきさんです。
しっとりとしたバラード調のこの曲は、小泉さんの新たな一面を引き出し、歌唱力の高さも再評価されるきっかけになりました。
「あなたに会えてよかった」(1991年)
主演ドラマ『パパとなっちゃん』の主題歌で、大人の女性としての魅力があふれる一曲です。
ミリオンヒットを記録し、長く愛される名バラードです。
小泉今日子・女優としての才能も開花!

アイドル時代から一貫して「私は私」というメッセージを発信し続けてきました。
小泉今日子さんは、アイドルだけでなく女優としても大活躍し、1980年代後半からはドラマや映画に出演する機会が増えました。
そして、1990年代には『愛するということ』『続・星の金貨』などのヒット作にも出演しました。
さらに2000年代以降は、映画『空中庭園』『グーグーだって猫である』などで高い評価を受けました。
そして、日本アカデミー賞優秀主演女優賞にも輝くなど、名実ともに実力派女優としての地位を確立しています。
映画『陰陽師』では『日本アカデミー賞 助演女優賞』優秀賞を受賞。『風花』では同賞で『主演女優賞』優秀賞に輝いています。
出典:grape
まとめ
小泉今日子さんの若い頃は、まさに“時代の象徴”です。
また、近年は自身の出版社「明後日」を立ち上げ、舞台プロデュースや執筆活動にも積極的です。
時代に縛られず、常に新しい挑戦をし続ける姿が、まさに「令和の女性の理想像」と言えるかもしれません。
アイドルの常識を塗り替え、個性と魅力を武器に第一線で活躍し続けるその姿は、今なお色褪せることがありません。
デビュー秘話から名曲、女優としての実績まで――小泉今日子さんの軌跡は、まさに日本のエンタメ史に残るレジェンドそのものです。
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