俳優やタレントとして長年第一線で活躍してきた坂上忍さん。
テレビでは毒舌キャラや鋭いコメントが印象的ですが、私生活では多くの犬たちと暮らし、動物保護活動にも力を入れています。
本記事では、坂上さんが犬と暮らす理由や、保護活動にかける本気の想いについて詳しく解説します。
坂上忍と犬たちの暮らし

坂上忍さんは、自宅で10頭以上の犬たちと暮らしていることで知られています。
現在、犬が12匹、猫が8匹です。(中略)その子たちも含めて23匹ということです。
出典:YAHOO!ニュース
その多くは保護犬で、さまざまな事情を抱えて新しい家族を探していた犬たちです。
坂上さんはそれぞれの犬の性格や過去を理解し、一頭一頭に愛情を注いでいます。
坂上さんが犬と暮らす理由は、単なる「動物好き」だからではありません。
保護犬たちは過去に人間との関係で傷ついた経験を持つことが多く、その心を癒し、再び人間を信じられるようになるまで寄り添うことが必要です。
彼は「犬たちは助けているつもりでいて、実は自分が助けられている」と語ります。
坂上忍が犬の保護活動を始めたきっかけ

坂上さんが動物保護活動に深く関わるようになったきっかけは、過去に飼っていた愛犬との別れでした。
長年一緒に過ごした愛犬との別れを経験し、「自分にできることは何か」と考えるようになったといいます。
坂上と人生を変えた愛犬14年8ヵ月の物語
出典:フジテレビ
その後、保護犬や保護猫の現状を知り、多くの命が人間の都合で失われている現実に衝撃を受けました。
この経験が、彼を本格的な保護活動へと突き動かしました。
坂上さんは、自身がMCを務める番組『坂上どうぶつ王国』などを通じて、動物保護の大切さを発信しています。
番組では保護犬・保護猫の現状や、新しい家族に迎え入れるための取り組みを紹介し、多くの視聴者の意識を変えるきっかけになっています。
坂上忍・犬の保護ハウスの運営

坂上さんは2022年、神奈川県に「さかがみ家」という保護ハウスをオープンしました。
ここでは保護された犬や猫たちが新しい家族と出会えるまでの間、安心して暮らせる環境を提供しています。
施設の運営には多くのスタッフやボランティアが関わり、医療ケアや社会化トレーニングなども行われています。
坂上パパは、(中略)動物保護ハウス「さかがみ家」も運営しています
出典:さかがみハウス
坂上さんはこの活動に私財を投じ、自ら現場にも足を運びながら運営を支えています。
芸能界という影響力の大きい立場を活かし、「ペットショップでの購入ではなく、保護犬や保護猫を家族に」というメッセージを継続的に発信している点も特徴的です。
坂上忍さんにとって、「さかがみ家」の運営は、彼にとってかけがえのない心の支えであり、生きるモチベーションでもあるのです。
まとめ
坂上忍さんが犬と暮らす理由、それは命の重さを知り、傷ついた動物たちに新しい未来を与えるためです。
日々の生活は決して簡単ではなく、食事や散歩、健康管理などにかかる時間と費用は相当なものです。
しかし坂上さんは「命を預かる責任がある」と語り、日常の一部としてすべてをこなしています。
保護活動を通じて、彼は多くの人々に「命と向き合う大切さ」を伝え続けているのです。
坂上忍さんの今後の保護活動に期待し、心から応援したいですね。
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