今ではドラマ・映画・バラエティに引っ張りだこの高橋文哉さん。
整ったビジュアル、そして確かな演技力を兼ね備え、幅広い世代から注目を集めています。
そんな彼の原点はいったいどこにあるのでしょうか?
今回は、高橋文哉さんが芸能界入りした理由を探り、そして俳優デビューに至るまでの軌跡を徹底リサーチしてお届けします!
高橋文哉は三人兄弟の末っ子として誕生

高橋文哉さんは2001年3月12日、埼玉県春日部市に三人兄弟の末っ子として生まれました。
母子家庭で育ち、経済的には恵まれていたとは言えない環境だったといいます。
小さい頃から明るく人懐っこい性格で、周囲を笑顔にする存在だった高橋文哉さん。
家庭の中での役割を自然と理解し、母親を助けようとする姿勢が幼い頃から見られたといいます。
優しい思いやりのある高橋文哉さんは、今でもお母さんに対して感謝の気持ちを忘れないと語っています。
小学生で芽生えた「料理人」への夢

そんな高橋文哉さんの料理人になるという夢が形づくられたのは、小学生のときだそうです。
母の誕生日に手作りのハンバーグを作ったことから「料理で人を笑顔にしたい」という気持ちが芽生えたと言います。
そして、料理人になることを決意したのです。
料理人になるという夢を叶えるため、千葉県の「野田鎌田学園高等専修学校 調理高等科」に進学しました。
そこで3年間、専門的に料理を学び、調理師免許を取得しました。
高校在学中には軽井沢のフレンチレストランで泊まり込みの研修も経験したそうです。
そして。本格的な料理人としての道を歩んでいたようです。
「もともと料理人になるために調理の高等専修学校に通ってたんです。調理師の免許取得して3月に卒業して、5月に仮面ライダーの話をいただいて」
出典:スポニチ
芸能界入りのきっかけは「男子高生ミスターコン2017」

料理人への道を順調に歩んでいた高橋文哉さんですが、高校2年生のときに思わぬ転機が訪れたのです。
友人のすすめで応募した「男子高生ミスターコン2017」で、全国1万人を超える応募者の中から見事グランプリに選ばれました。
そして「日本一のイケメン高校生」の称号を獲得し、一気に注目の的となったのです。
『男子高生ミスターコン2017』グランプリに輝いた埼玉県出身の高校2年生・高橋文哉さん
出典:ORICON
この受賞を機に、芸能事務所から声がかかり、俳優の道へ進むことになりました。
この「男子高生ミスターコン2017」がきっかけで、これまで目指していた料理の道を離れ、新たな夢へと踏み出したのです。
もともと人前に出るのが得意ではなかったという高橋さんでしたが、「せっかくのチャンスを無駄にしたくない」と、覚悟を持って芸能活動をスタートさせました。
舞台・ドラマで俳優デビュー

2018年、高橋文哉さんは舞台『大正浪漫探偵譚-六つのマリア像-』で俳優デビューしました。
また、AbemaTVの人気恋愛リアリティショー『太陽とオオカミくんには騙されない』にも出演。
自然体で飾らない性格が視聴者の心を掴み、一気に注目の若手俳優として名を広め、役者としてのキャリアが本格的にスタートしました。
演技は未経験であったにも関わらず、真面目に取り組む姿勢が共演者やスタッフからも高く評価されたのです。
高橋文哉さんの名前を一気に全国区に押し上げたのが、令和初の仮面ライダーシリーズ『仮面ライダーゼロワン』の主演に抜擢されたことです。
飛電或人/仮面ライダーゼロワン役を演じた高橋さんは、アクションからシリアスな演技まで幅広い演技力を見せ、子どもから大人まで幅広い層のファンを獲得しました。
令和ライダー第1弾「仮面ライダーゼロワン」主演は高橋文哉、主人公はAI企業社長
出典:映画ナタリー
自身の努力と作品の影響力が合わさり、俳優として大きな一歩を踏み出しました。
芸能人として、料理と俳優の夢を融合!

俳優としての活動を本格化させた今でも、高橋さんの「料理人になりたかった」という原点は消えていません。
2023年には、料理を題材としたドラマ『フェルマーの料理』に主演し、自身の経験を活かしたリアルな演技で高い評価を得ました。
『フェルマーの料理』が最終回を迎えたとき、高橋文哉さんの「〝料理×芝居〟この言葉を胸に頑張っていました。」という言葉が印象的でした。
夢だった料理の道を演技という形で実現し、多才な魅力を発揮する高橋文哉さん。
その姿は、これからの俳優像のひとつとして多くの若者に希望を与えてくれますね。
まとめ
母との絆を原点に、料理人になるために専門高校に進学した高橋文哉さん。
友人の勧めで応募した「男子高生ミスターコン2017」でグランプリ受賞。
この受賞がきっかけで、芸能事務所に所属し、俳優の道へと進んだ高橋文哉さん。
自ら選んだ道で努力を続け、着実に結果を残している彼の姿勢は、多くの人に勇気を与えてくれます。
今後もさまざまな役に挑戦しながら、さらに活躍の幅を広げていくことでしょう。
高橋文哉さんのこれからの成長に、引き続き注目していきたいですね。
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