俳優としてドラマや映画、舞台に大活躍の風間俊介さん。
近年では情報番組の司会や声優としても注目を集めていますが、実は彼の芸能生活は長く、その始まりは子役時代にまでさかのぼります。
今回は、あまり知られていない風間俊介さんの子役時代や、当時の苦労エピソードについて詳しくご紹介します。
風間俊介の子役時代の芸能活動

風間俊介さんは1983年生まれ、東京都出身です。
芸能界入りのきっかけは中学生の時にジャニーズ事務所に応募したことでした。
オーディションを経て1997年に入所。芸能活動を始めた当初は、いわゆる“ジャニーズJr.”の一員としてダンスや歌の練習を積みながら、地道に舞台やテレビに出演していきました。
彼が一躍注目を集めることになったのは、1999年に放送されたドラマ『3年B組金八先生 第5シリーズ』での演技でした。
演じたのは、不良少年「兼末健次郎」という難しい役どころでした。
風間さんが16歳のときに演じた14歳の少年・兼末健次郎は、
出典:THE CH△NGE
中学生が薬物に手を染めるという重たいテーマを扱ったこの作品で、風間さんは圧倒的な演技力を見せつけ、一気に脚光を浴びました。
風間俊介・子役時代の葛藤とは?

風間俊介さんの子役時代は、華やかに見えて実は多くの葛藤があったと語られています。
当時のジャニーズJr.は、嵐やタッキー&翼など、アイドルとしての人気が重視される時代でした。
そんな中で、風間さんはアイドルらしいキラキラしたタイプではなく、どちらかというと「地味で演技派」という立ち位置でした。
そして、「歌とダンス以外は何でもやるジャニーズの異端児」と呼ばれていた風間俊介さんです。
「歌とダンス以外は何でもやるジャニーズの異端児」と呼ばれていた風間
出典:日テレ
本人もインタビューで「自分は踊るより芝居が好きだったけど、周りと比べて悩んだ」と語っています。
それでも、自分の得意分野である“演技”にこだわり、仕事を一つひとつ丁寧にこなしてきたことが、今の実力派俳優としての地位につながっています。
風間俊介・子役時代をへて俳優としての道

中学生で芸能界に入り、高校・大学へ進学しながら仕事もこなしていた風間俊介さん。
学業と芸能活動の両立は決して簡単ではなく、撮影で学校を休んでしまうことに悩んだ時期もあったそうです。
しかし、風間さんは自分の意志で芸能活動を選び、常に「演じること」に誠実であろうと努力してきました。
その結果、子役時代の演技が高く評価され、徐々に俳優としての道が開かれていったのです。
風間俊介さんは、子役時代から「演じること」に強い情熱を持ち、どんなに注目されなくても舞台や脇役などに真摯に向き合ってきました。
その姿勢は今でも変わらず、朝ドラ『純と愛』や『監察医 朝顔』など、さまざまな作品で実力を発揮しています。
上野樹里「監察医 朝顔」の変化語る、風間俊介の・・・
出典:映画ナタリー
また、声優としても『遊☆戯☆王』の武藤遊戯役を務めた経験があり、ジャンルを超えて多彩な才能を見せています。
まとめ
風間俊介さんの子役時代は、派手なスポットライトとは無縁のものでした。
しかし、その時期に積み重ねた地道な努力や苦労が、今の俳優としての実力や信頼につながっています。
「アイドルらしくない」と悩んだ過去もありました。
しかし、今では“風間俊介らしさ”という個性として、多くの人に愛される存在となりました。
これからも彼の演技から目が離せません。
コメント