乃木坂46の中心メンバーとして、数々の楽曲やドラマで輝きを放つ山下美月さん。
その明るくて芯のある笑顔の裏側には、誰にも知られていなかった幼少期の葛藤と努力の日々があったのをご存知でしょうか。
そんな山下美月さんの幼少期のエピソードをリサーチしてみました。
山下美月の幼少期エピソード

山下美月さんの幼少期、どんな子どもだったのでしょう。
山下美月さんは東京都西多摩郡瑞穂町で生まれ育ち、一人っ子として両親の愛情を一心に受けながら成長しました。
特に母親は非常に几帳面で、「学校から帰ったらすぐお風呂に入る」というルールがあったそうです。
厳しい家庭環境であり、とても大事に育てられたことが窺えます。
このような家庭環境が、彼女の規律ある性格の土台となったことは間違いないでしょう。
実は、山下美月さんは、子役として活動していた時期があり、その当時いじめをうけていたのです。
中学2年生の2013年12月、芸能事務所「レプロアスター」に所属し、舞台『ハミングバーズ』に出演しました。
この舞台では、病院内の院内学級がテーマとなっており、山下さんはその生徒役を演じています。
共演者には北村優衣さんやいとうまい子さん、保坂尚希さんなどが名を連ねており、当時から注目の若手として活動していたことがわかります。
また、山下さん自身もこの時期について語っており、毎月自分でお金を払ってレッスンを受け、放課後には制服のまま電車で2時間かけてレッスン場に通う日々を送っていたと述べています。
しかし、オーディションに何度も挑戦してもなかなか結果が出ず、最終的には学校で芸能活動が知られ、いじめを受けていたのです。
「教室入ったら自分の教室の黒板に、私の見た目とかを侮辱したりとか非難するような言葉とかが黒板中に書かれて…なんかクラスみんなで書いたみたいな」と、ドラマでありがちなイジメを実際に受けていたことも明かした。
出典:Asageipulas
このような経験を経て、山下さんは一度芸能界から離れましたが、その後もアイドルへの夢を諦めることなく、乃木坂46のオーディションに再挑戦し、見事合格を果たしました。
現在では、女優やモデルとしても素晴らしい活躍をし、多方面でその才能を発揮しています。
山下美月さんの芯の強さは、子ども時代の葛藤に打ち勝った結果なのでしょう。
家庭環境から見えた素顔とは?

山下美月さんは、父親、母親、そして祖母の4人家族で、一人っ子として育ちました。
東京の西部に位置する自然豊かな町で、のびのびと育ったようです。
父親は、山下さんが乃木坂46として活動するようになってからも、ライブやファッションショー、フェスなどの応援に駆けつけてくれたといいます。
ライブツアーも各地方を一緒に回るなど、山下美月さんは、父親と仲が良いことがわかります。
母親は非常に綺麗好きな方で、山下さんが学校から帰宅した際にお風呂に直行するよう指示していました。
その指示を守らないと怒られたというエピソードがあります。
また、心配性な面もあり、山下さんが写真集の撮影をした際には「大丈夫?脱がされたりしてない?」と心配のメッセージを送ったと言われています。
小学校時代の山下美月さんは、内向的で、あまり笑顔を見せず、クラスメイトからは「クールドール」と呼ばれることがあったそうです。
しかし、成績は優秀で、百人一首を暗記するほどの記憶力を誇っていました。
勉強はできる、頭も良い。
しかし、他人の目を気にして、嫌われないように「普通」を演じ続ける日々を送っていたとそうです。
そんな葛藤の中でも、誰にも打ち明けられない夢が彼女の心の中に静かに芽生えていました。
実は彼女、小学3年生の頃からAKB48の大ファンで、特に前田敦子さんに強い憧れを抱いていたといいます。
自分とはまるで違う世界にいるような存在に勇気をもらい、少しずつ「アイドルになりたい」という夢を現実に近づけていったのです。
中学生になると、今より10キロ以上も太っていた時期があり、周りから「プーさん」と呼ばれることがあったそうです。
外見にコンプレックスを抱えながらも、誰かに気づいてほしい、変わりたいという思いを密かに募らせていたのです。
葛藤を乗り越えた勇気

人前で話すことさえ怖かった少女が、なぜ今では舞台やテレビで堂々と輝けるのでしょうか。
その答えは「努力と覚悟」に尽きるでしょう。
乃木坂46のオーディションに挑戦したときも、決して自信があったわけではありません。
それでも、「何かを変えたい」「このままじゃ終われない」という気持ちが彼女を突き動かしたのです。
アイドルになってからも、苦悩の日々は続きました。
慣れないダンス、厳しいスケジュール、ファンやスタッフの期待など。
それらすべてを真正面から受け止め、涙を流しながらも前に進んできた山下美月さん。
どれだけ忙しくても、「ファンの存在が自分を支えてくれる」と語るその姿からは、心からの感謝と責任感が感じられます。
今ではドラマや舞台でも活躍し、「女優・山下美月」としても高い評価を受けていますが、彼女の中で「アイドルであること」への誇りと情熱は決して薄れていません。
「生まれ変わってもまたアイドルになりたい」と語るその強い言葉には、幼少期の葛藤と努力、そして夢を追い続けた日々が詰まっています。
まとめ
幼少期は、内向的で自分を表に出すことが苦手だった山下美月さん。また中学校でのいじめなど、大変辛い思いを経て、山下さんは一度芸能界を離れました。
しかし、その後もアイドルへの夢を諦めることなく、乃木坂46のオーディションに再挑戦し、見事合格を果たしました。
現在では、女優やモデルとしても活躍し、多方面でその才能を発揮しています。
何があっても諦めず、葛藤と努力の日々を重ねて、今の栄光を手にした山下美月さん。
今後の活躍に目が離せませんね。
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